広域下水道議会を傍聴して

広域下水道事業は、取手市とつくばみらい市で「取手地方広域下水道組合」(管理者は中村修取手市長)が作られ事業を運営しています。
下水道料金は、水道の使用料で決まられていますが、今回の値上げでは月に10㎥までの世帯の下水道料金は45%もの大型の値上げとなるものです。

今回値上げ中止を求める請願が出されましたが、請願審査に当たっては加増みつ子取手市議(共産党)が下水道の使用者・利用者に何の説明もなく値上げを決めるべきではない。市民の暮らしが大変な時に生活に追い打ちをかけるような値上げは中止すべきだと、請願に賛成する討論を行いました。

私は今回、市民の請願の声がどのように扱われるのかを確かめるために、下水道議会を傍聴しました。

加増市議の討論に対し
■下水道組合のホームページで告知している
■下水道議会へは傍聴者がいなかった
などという答弁で、関心のない市民が悪いといわんばかりの態度でした。取手市の須田みつお議員は「値上げ中止を求める請願に反対」との討論でした。

公共料金である下水道料金の値上げを何の説明もなく、市民の願いにも背を向けて一方的に決めることなど許されないことだと思います。